外為サマリー:1ドル102円80銭台の円安、甘利発言で円買い戻しも

 20日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=102円82~83銭近辺と前週末午後5時時点に比べ31銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=131円87~91銭と同9銭の円高・ユーロ安で推移している。
 前週末17日のニューヨーク市場で円は2008年10月以来、4年7カ月ぶりの1ドル=103円台に下落した。米ミシガン大学消費者態度指数などが市場予想を上回ったことから、米連邦準備理事会(FRB)が早期に金融緩和の正常化に動くとの連想が働いた。ただ、この日は朝方から円買い戻しが強まり、102円80銭前後へ値を戻した。19日に甘利明経済財政・再生相が「政府として一段の円安になった場合のマイナス影響を注視する」と発言したこともあり、利益確定の円買いも強まっているようだ。今週は22日にバーナンキFRB議長の議会証言が予定されており、その内容が注目されている。
 ユーロは、追加利下げ観測が根強く軟調に推移。対ドルで1ユーロ=1.2823~24ドルと同 0.0050ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)