古河電が続伸、中期計画も背景に上値期待一段と膨らむ

 古河電気工業<5801.T>が3日続伸。上値追いに勢いがついてきた。今3月期はワイヤハーネスやスマートフォン向け部材の好調が利益にフル寄与する見通し。12年3月期の米国での反トラスト法違反に伴う特損計上から解放され、最終損益は前期に黒字化を果たしたが、今期はそこから4割増えて50億円を見込むなど業績回復が加速し、なお増額含みだ。また、同社は2015年度を最終年度とする中期経営計画を発表しているが、15年度(16年3月期)に売上高9000億円、営業利益380億円、最終利益200億円を目指す方針。通信インフラやエネルギーインフラ市場での成長戦略を積極化させるほか、日本メーカー復権が進む自動車市場での展開にも注力していく。新値街道にあるが、16年3月期換算で時価PERは10倍前後まで下がるため、市場関係者の間でもその上値余地に注目する向きが増えているもようだ。

古河電の株価は13時48分現在289円(△18円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)