あす(21日)の株式相場見通し=日経平均は続伸歩調、成長戦略関連を循環物色

 あす(21日)の東京株式市場は、継続する円安傾向を背景に日経平均株価は続伸歩調となりそうだ。安倍晋三首相の打ち出している農業政策など様々な〝成長戦略〟を買い手掛かり材料として、関連銘柄を循環物色する流れが継続している。
 20日の東京株式市場は、前週末に海外で一時1ドル=103円30銭台まで円が売られ、約4年7カ月ぶりの円安水準となったことなどを好感して買い優勢のスタートとなった。前週末の米株式市場では、5月の米消費者態度指数の大幅上昇で米景気回復への期待が強まり株価を押し上げたが、これは同時にFRBの出口戦略(量的緩和策の縮小)の思惑にもつながり、円安・ドル高を誘発したためだ。日経平均株価終値は、前週末比222円高の1万5360円と連日で年初来高値を更新し、07年12月27日以来5年5カ月ぶりの高値水準となった。
 日程面では、日銀政策決定会合(~22日)がスタート。農家の所得倍増策などを論議する「農林水産業・地域の活力創造本部」が初会合。このほかに、3月の全産業活動指数、4月の半導体製造装置のBBレシオ、4月の全国スーパー売上高に注目。海外では、米ケリー国務長官が中東、アフリカ歴訪に出発、北米4月の半導体製造装置BBレシオが焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)