東京株式(寄り付き)=目先高値警戒感から利益確定売りが優勢

 21日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前日比96円安の1万5264円と反落。前日の米国株市場ではNYダウが小幅安となるなど上昇一服となっているほか、為替市場でも1ドル=102円台前半の推移で円安の動きが止まっており、買い手掛かり材料に乏しい中、ここ東京市場は急速に株価水準を切り上げてきただけに利益確定売りが優勢となった。日経平均株価は5月7日以降の直近2週間で約12%の上昇を示しており、25日移動平均線との上方カイ離も9%上回るなどスピード警戒感が高まっていた。ただ、個別には旺盛な物色意欲は継続しそうで、アベノミクスの3本目の矢に挙げられる成長戦略に沿う銘柄群に引き続き矛先が向きそうだ。業種別には海運、鉄鋼、電力ガス、鉱業、石油などが高く、食料品、ゴム製品、非鉄、金属製品、電気機器などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)