<動意株・21日>(前引け)=エア・ウォーター、ワイエイシイ、日立建機

 エア・ウォーター<4088.T>=反発。同社は20日、世界初となる大面積8インチの炭化ケイ素基板の量産技術開発に成功したことを発表、これを好感する買いが優勢となった。同商品はパワー半導体やLEDの下地基板などに需要が期待されているが、かねてから建設を進めてきた安曇野工場が完成し、量産体制が整った。

 ワイエイシイ<6298.T>=大幅続伸。半導体・液晶および太陽電池製造装置を手掛けるが、足もと半導体メーカー各社のモバイル向けを中心とした設備投資積み増しの動きを底流に業績回復シナリオが色濃くなっている。また、政府は住宅向け太陽光発電分野について民間の投資拡大を促す政策スタンスを明示、太陽電池製造装置を手掛ける同社にとっても追い風。2.7%の配当利回りを確保しながら、PBRが0.6倍台に放置されており、引き続きバリュー株としての側面も買いを呼び寄せている。

 日立建機<6305.T>=大幅続伸。中国政府の経済対策への期待が高まる中、出遅れていた中国関連株にも物色資金が回っている。その中で同社は中国向け売上依存比率が高く、前期急減速した中国での建機販売の底入れ思惑が買いを支援している。また、前日、米建設機械大手のキャタピラーが2~4月の同社製品の世界売り上げが前年同期比9%減と発表、1~3月比較では減少幅が縮小しており、これも好感されているようだ。
 
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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)