ドル売りの流れ強まりユーロドル反発

 
昨日の海外時間には、エバンズ米シカゴ連銀総裁が「インフレ率が引き続き低ければ、失業率が6.5%を下回っても低金利を維持することが可能」と述べたことなどからドル売りが強まる中ユーロが買われ増した。

欧州時間序盤、周辺国の国債利回りが低下したことなどからユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.2880付近まで、ユーロ円は132.00円台まで上昇しました。この間ドル円は米長期金利がやや低下したこともあって102.40円付近まで下落しました。その後米長期金利が反発したことからドル円は102.70円台まで反発し、ユーロ円は132.10円台まで上昇、ユーロドルは1.2840台まで反落しました。しかしその後欧州株が低下傾向となったことから、ドル買い、円買いが強まりました。

NY時間にはいっても欧州株の下落が続き、ユーロドルは1.2840台まで、ユーロ円は131.50円台まで、ドル円は102.30円台まで下落しました。NYダウは現物の取引開始直後こそ売られたものの、すぐに反発上昇を開始したことから米長期金利も反発し、リスク選好のユーロ買いが強まりました。

NY時間午後かけてもユーロ買いの流れは継続し、エバンズ米シカゴ連銀総裁が「インフレ率が引き続き低ければ、失業率が6.5%を下回っても低金利を維持することが可能」と述べたこともドル売りの流れを後押しし、ユーロドルは1.2900付近まで上昇し、ドル円は102.10円台まで下落しました。

東京時間序盤、ユーロドルは再び1.2900台まで上昇し、ドル円は102.00円台まで下落しました。しかしその後昨日円買いのきっかえを作った甘利経済再生相が「修正されたのか、どこなら終わるのかということに関しては言及しない」と述べたことなどからドル円が急反発し、一時102.70円台まで上昇し、ユーロ円が132.30円付近まで、ユーロドルも1.2890台まで反発しました。

今日の海外時間には、独・4月生産者物価指数、英・4月生産者物価指数、英・4月消費者物価指数、英・4月小売物価指数の発表と、ブラード・米セントルイス連銀総裁、カーニー・加中銀(BOC)総裁、ダドリー・米NY連銀総裁の講演があります。