大手不動産株に売り優勢、物色資金の流れに変化

 三井不動産<8801.T>、三菱地所<8802.T>など大手不動産株が値を下げている。いずれも続落で利益確定圧力が表面化しており、比較的頑強な動きをみせていた三井不も直近は25日移動平均線を下回るなど上昇トレンドに陰りがみられる。「鉄鋼や化学など出遅れの景気敏感株に物色資金のシフトがみられる中、日銀の異次元緩和を背景に株価を先駆させてきた不動産株に売り物が厚くなっている」(市場関係者)という。最近の長期金利の上昇傾向も調達コスト増加の思惑を誘発しているほか、4月の首都圏新築マンション発売戸数は前年同月比で2カぶりに減少に転じていることなども、押し目買いを躊躇させる背景となっているようだ。

三井不の株価は14時48分現在3240円(▼100円)
菱地所の株価は14時48分現在2827円(▼67円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)