東京株式(大引け)=20円高、景気敏感株主導で3日続伸

 21日の東京株式市場は朝方安く始まったが、その後は下げ渋り前場後半にはプラスゾーンに浮上。後場は前日終値近辺でもみ合ったが、ほぼ高値圏で着地した。
 大引けの日経平均株価は前日比20円高の1万5381円と3日続伸となった。東証1部の売買高概算は62億5136万株、売買代金は4兆263億円と膨らんだ。値上がり銘柄数は711、値下がり銘柄数は924、変わらずは78銘柄だった。値上がり銘柄を値下がりが上回っている。
 きょうの東京市場は前日の米国株市場が軟調だったほか、為替市場でも朝方は円高修正の動きが一服、買い手掛かりに欠ける中、全般は高値警戒感もあっただけに売り優勢で始まった。しかし、出遅れていた鉄鋼や化学株などに買いが流入、政策支援の思惑を背景に太陽光発電関連株なども人気を集め、全体指数をプラス圏に引き上げた。一方、先駆した不動産株などに利食い継続、銀行、証券、ノンバンク株などにも売りが出て上値も重かった。売買代金は高水準に膨らみ、景気敏感株への物色資金シフトが全体の地合い悪化を食い止めた形だ。
 個別では、東電が急騰、シャープも大幅高となった。三菱自、GSユアサ、古河電池が値幅制限いっぱいに買われている。このほか三晃金や高島など太陽電池関連がストップ高となった。三菱商、住友商など総合商社株も大きく上昇した。半面、ソフトバンクが軟調、三井住友、三菱UFJなど銀行も冴えない。三井不など不動産が安く、フルキャストHD、ドワンゴも下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)