ポジション調整の動き

円絡みはレンジ内の動き
豪ドル・ドル、ユーロ・ドル、クロス円などの買戻しが目立っています。

全般的に(米)ドルが売られているのですが、何か流れを変えるような材料が出たというのではなく、明日の晩のバーナンキFRB議長の議会証言と、その後に公表される前回のFOMCの議事録の公表を控えた、ポジション調整という面が強いと考えられます。

先週の土曜日早朝に発表されたシカゴIMMの非商業(投機)ポジションを見ると、ドルのロングがさらに拡大していました。円売りは拡大して、再び1兆円規模となり、ユーロ売りも拡大しています。そのほかでは、豪ドルが11か月ぶりにネット売り越しになっていたのが目立っていました。

昨日今日の動きでは、このような傾いたポジションがやや巻き戻される動きとなってドル売り、豪ドル買い、が強まっていますが、円は買い戻されておらず、最近のレンジ内の動きが続いています。

今日、明日、日銀金融政策決定会合が開催され、明日の昼過ぎには結果が発表、その後15時半から黒田総裁の会見が予定されています。追加の緩和措置などは予想されていませんが、前回「下げ止まっており、持ち直しの動きが見られる」としていた景気判断を、16日に発表された第1四半期GDPの好結果を受けて景気判断を引き上げるか、という点が注目されています。またこのところ、長期金利(10年物国債利回り)が乱高下していることから、その対策などについても話し合われると見られます。

いずれにしても、日銀金融政策決定会合からは短期的に相場を動かすような材料が出てくる可能性は少ないので、明日の夜中のバーナンキ議長の議会証言とFOMC議事録待ちということなのだと思います。