リコーが堅調、為替円安による一段の増額期待が株高支援

 リコー<7752.T>が堅調。アジア向けに複合機が好調なほか、構造改革効果の発現で13年3月期の営業損益黒字化を果たしたが、続く14年3月期の営業利益も前期比2.2倍となる1400億円を見込むなど業績回復が加速する方向にある。また、為替市場での円安環境を好感した買いも続いている。同社は対ドル1円の円安で約13億円の利益創出が試算されるほか、対ユーロでは1円の円安で15億円の利益増額要因となる。14年3月期通期の社内想定レートは1ドル=95円、1ユーロ=125円であり、足もとの1ドル=102円台半ば、1ユーロ132円台半ばの水準からは大幅な差益が発生する可能性がある。時価は25日移動平均線との上方カイ離が13%強に広がっており、やや上値は重くなっているものの、増額の思惑を背に中期的な上値追い基調が続きそうだ。

リコーの株価は12時40分現在1332円(△7円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)