ブラード米セントルイス連銀総裁「FRBは量的緩和を続けるべき」

日銀金融政策決定会合、金融政策据え置き
昨日の海外時間には、ブラード米セントルイス連銀総裁が「FRBは量的緩和を続けるべき」などと述べたことからドル売りが強まりました。なお今日終了した日銀金融政策決定会合では金融政策は据え置かれました。

欧州時間、欧州株が寄り付きから軟調に推移したことからユーロ売りが強まってユーロドルは1.2840台まで、ユーロ円は132.00円付近まで下落しました。この間ドル円は102.60円台から102.90円付近のレンジ取引が続きました。

NY時間にはいってNYダウが一旦買われたことからユーロの買戻しが強まりましたが、NYダウが反落すると再びユーロ売りが優勢となりました。しかしブラード米セントルイス連銀総裁が「量的緩和は政策金利がゼロに近いとき、中銀にとって最善の選択肢」「FRBは量的緩和を続けるべきで、今後の指標に基づいて債券購入のペースを調整する」などと述べたことからNYダウが上昇する中、米長期金利が低下し、全般的にドル売りが強まって、ユーロドルは1.2920付近まで上昇し、ドル円は102.30円台まで下落しました。この間ユーロ円は131.90円台まで下落したあと、132.30円台まで反発しています。

NY時間午後ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が「FRBは量的緩和のペースを加速、あるいは減速する調整の準備をするべき」「次の政策変更が緩和の拡大と縮小のどちらになるか確信は持てない」などと述べ、一旦ドル売りに反応してドル円は102.20円台まで下落し、ユーロドルは1.2930台まで上昇しました。しかしその後全般的にドルの買戻しが強まって、ドル円は102.60円台まで上昇し、ユーロドルは1.2890台まで反落しました。

東京時間、開催されていた日銀金融政策決定会合が終了し、金融政策据え置きが発表されました。声明の中の景気認識は「下げ止まっており、持ち直しの動きが見られる」から「持ち直しつつある」とやや上方修正されました。

今日の海外時間には、EU首脳会談が開催されます。またユーロ圏・3月経常収支、米・4月中古住宅販売件数の発表と、英中銀金融政策委員会(MPC)議事録、米FOMC議事録の公表、ヨルダン・スイス中銀総裁の講演、バーナンキ・米FRB議長の議会証言があります。