東京株式(大引け)=246円高、大商いで新値街道続く

 22日の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが反発したことを受け朝方から買い優勢で、その後も下値を切り上げる展開となった。
 大引けの日経平均株価は前日比246円高の1万5627円と4日続伸となった。東証1部の売買高概算は63億8067万株で、日銀の「異次元緩和」導入時に記録した4月5日以来の高水準。売買代金は3兆9732億円。値上がり銘柄数は743、値下がり銘柄数は853、変わらずは116だった。日経平均は急騰したものの値上がり銘柄数を値下がりが上回っている。
 きょうの東京市場は、米国でFRB幹部の発言を受けた金融緩和継続への期待からNYダウが最高値に買われ、それを引き継いで主力中心に買いが先行した。テクニカル面では過熱感が伴うものの、世界的な緩和政策による流動性の高まりを背景にリスクマネーの流入が止まらない。景気敏感株への買いを中心に全体数も水準を切り上げ、先物主導で日経平均は一時300円を超える場面もあった。ただ、物色対象は大型株に偏重しており、前日高かった銘柄の下げも目立つ展開となっている。
 個別では、ソニーが高く、富士重も値を飛ばした。三井住友、三菱UFJなど大手銀行株が高く、ファーストリテも急騰した。古河機金、林兼産などの低位株が物色人気を博したほか、オリンパス、光通信なども大きく値を上げている。半面、東電が大幅安、三菱自も大商いながら軟調となった。高島、三晃金が急反落、ルネサス、戸田工、古河電池なども売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)