午後:債券サマリー 先物は小反発、日銀会合受け売り先行の動きも

 22日の債券市場では、先物中心限月6月限は3日ぶりに小反発。この日は、昼過ぎに結果が発表された日銀金融政策会合に加え、黒田日銀総裁の会見、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言などのイベントが重なり様子見姿勢が強まった。
 日銀会合の結果は、市場予想通り「現状維持」だった。ただ、一部に乱高下が続く債券市場への安定化策が取られることへの期待が出ていたこともあり、一時、141円60銭まで値を下げる場面もあった。一方、現物債市場では超長期債中心に軟調な動きが目立った。20年債利回りは1.725%と2月22日以来、約3カ月ぶりの水準に上昇したほか、30年債も1.885%と2月25日以来、同じく3カ月ぶりの水準をつけた。
 この日の先物6月限は142円07銭で始まり、高値は142円19銭、安値は141円60銭、終値は前日比1銭高の141円90銭。出来高は3兆64億円。10年債の利回りは同変わらずの0.880%、20年債は同0.015%上昇の1.725%、30年債は同0.040%上昇の1.885%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)