バーナンキ議長議会証言とFOMC議事録

議会証言は波乱なしか?
昨日のエントリーでも書きましたが、今晩の海外時間にはバーナンキFRB議長の議会証言とFOMC議事録要旨の公表という二つの注目されるイベントがあります。

バーナンキ議長の議会証言ですが、これまでの例をみると、議長の議会証言では金融政策の方向性について明確な証言をすることはあまりないので、今日の証言でも金融政策ではなく経済情勢、見通しの話が中心になる、と考えられます。もし金融政策についてたずねられたとしても、昨日のダドリーNY連銀総裁の発言(「次の政策変更が緩和の拡大と縮小のどちらになるか確信は持てない」)と同じような趣旨の話に留まると予想できます。

そう考えると、バーナンキ議長の議会証言で米長期金利やドル円が大きく動く可能性は低いと予想できます。

一方FOMC議事録ですが、FOMCでは具体的にどのような形、順序で資産購入を縮小していくのかといった出口戦略に関する検討が行われた可能性が高いと考えられますので、実際にそれをいつ行うのかという議論はなくとも、出口戦略の検討そのものに市場が反応して米長期金利の上昇、円売り、という動きにつながる可能性があります。