東京株式(寄り付き)=円安進行で主力株中心に買い先行

 23日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比112円高の1万5739円と続伸。前日の米国株市場ではNYダウが80ドル安と反落したものの、為替市場でドルが買われ、円・ドル相場は一時1ドル=103円台後半まで円安が進行、これを受けて輸出株を中心に物色資金が流入している。バーナンキFRB議長が議会証言で量的緩和政策の縮小を示唆したことから、米国株は軟調を強いられたがドルは買われる流れとなっている。ただ、日経平均はここ連日の上昇で高値警戒感が出ているほか、前日に先物主導でやや違和感の伴う急伸をみせていただけに、利益確定売り圧力も強い。前日、黒田日銀総裁は金融政策決定会合後の記者会見で長期金利上昇を抑制する姿勢を示したが、これを受けてここ波乱含みの展開が続く債券相場の動きなども、株式市場への影響と合わせて注目される場面だ。業種別には33業種中、20業種前後が高い状況で、値上がり上位は空運、海運、鉄鋼、保険、精密機器、ゴム製品など。半面、その他金融、不動産、非鉄などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)