外為サマリー:1ドル103円40銭前後へ円安進む、米出口戦略観測でドル買い優勢

 23日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=103円44~45銭近辺と前日午後5時時点に比べ66銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=132円71~75銭と同23銭の円高・ユーロ安で推移している。
 22日に注目のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)の議会証言が行われ、同議長は「雇用市場の改善が継続すれば、今後数回の会合で資産購入を縮小する可能性もあり得る」と述べた。これを受け、量的緩和の早期縮小観測が台頭しドル買い・円売りが強まった。円はニューヨーク市場で一時、103円73銭と2008年10月以来、約4年7カ月ぶりの水準まで下落した。特に、同日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月30日~5月1日開催分)では、早ければ次回6月の会合にも債券購入の縮小を支持する姿勢を支持していたことが判明。「6月のFOMCへの関心が高まった」(市場関係者)こともドル高・円安の動きに拍車をかけている。
 ドル高が続くなか、ユーロは軟調。ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.2830~31ドルと同 0.0104ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)