<動意株・23日>(前引け)=住友林、日本アジアG、JFEHD

 住友林業<1911.OS>=反発。木造注文住宅と木材建材を主力としており、日本の国土の900分の1に達する山林を保有している実態が再度評価されている。4月からスタートしている住宅の内装材や外装材に木質素材を使用したり、木材製品を購入した顧客に対してポイントを付与する「木材利用ポイント事業」での恩恵享受への期待も高く、円安進展で輸入木材高が懸念されるなかで、国内産木材には追い風が吹くとの期待もある。

 日本アジアグループ<3751.T>=朝方に急反発。日本の中小型株に興味を示す資産運用大手ブラック・ロックの日本法人が4月末現在で5%超の大株主に浮上し市場の耳目を集めたが、その後も同社株を買い増す動きをみせている。22日付で6.92%の保有と前回発表時から大きく保有株数を増加させていることから、株式需給思惑が再燃、株価反発の足場となった形だ。前場引けに掛け急速に値を消すも、思惑くすぶる。

 JFEホールディングス<5411.T>=連日の大幅高。「鉄鋼株は最近にわかに個人投資家の間でも注目する動きが高まった」(中堅証券営業体)とされ、先高期待が強まっている。同社は鋼材需要の低迷に対応して調達見直しなどの合理化で収益体質の改善に努める一方、ここ進行する円安による採算改善期待も株価上昇を後押ししている。4月にタイで亜鉛メッキ鋼板の新工場が稼働するなど、需要旺盛な新興国での展開に注力している。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)