協栄産が逆行高、割安で売り圧力乏しく短期資金集中

 協栄産業<6973.T>が急伸し、5月14日に付けた年初来高値215円を一気に更新、一時前日比49円高の242円まで買い進まれた。後場、全体の地合いが急速に悪化する中で伸び悩んでいるものの、13%を超える上昇をキープするなど気を吐いている。三菱系で半導体などを扱う電子部品商社だが、足もとの業績は好調。13年3月期の経常利益2.4倍に続き、14年3月期も自動車向け回復を足場に5割強の増益を見込むなど業績変化率の高さはポイントだ。さらに、PBRはわずかに0.5倍台と割安が際立っておりバリュー株としての側面から下値抵抗力は強い。これまで「電子部品商社は出来高流動性に乏しく、人気薄だったがそれだけに手垢がついていない」(中堅証券)強みがあるという。株価は200円台を回復した矢先で値ごろ感もあるほか、信用買い残など需給面での重さもないことから、短期資金の新たな物色ターゲットとして買いを集めている。

協栄産業の株価は14時42分現在219円(△26円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)