日本株暴落の余波を警戒しつつもドル高・円安基調に変化なし

ここまでの相場展開:日本株の暴落とともに大幅安
東京市場のドル/円は、日経平均株価が暴落(1143.28円安)する中、リスク回避の動きが強まると103.57円から101.43円まで2円以上も下落した。
株安のきっかけは中国製造業関連の経済指標の悪化とされているが、株価もドル/円も、これまでの上昇局面で大きく膨らんでいた買いポジションが一斉に巻き戻された事により下げ幅を拡大した面が強そうだ。
今後の展開予想:ドル高基調に変化なく反発余地十分だが、欧米株安には注意
東京市場の大幅下落については、基本的には米国の景気回復とそれに伴う緩和縮小観測を背景としたドルの先高感に変化はない事から、一時的な調整に過ぎないと考えており、海外市場での反発余地が十分にあると見られる。ただし欧米市場でも株安の連鎖が広がる可能性がある点には警戒が必要だろう。
今後の注目ポイント:米新規失業保険申請件数に注目
材料的には、米新規失業保険申請件数の結果が注目される。
昨日、バーナンキFRB議長は「雇用市場の改善が継続すれば、今後数回の会合で資産購入を縮小する可能性」と発言しており、当面の間は米雇用関連の経済指標の結果に関心が集まる事になろう。