東京・欧州タイムは上…!?、その後は下…!?

日経平均が急落(暴落?)- 円買戻し
※ご注意:予想期間は5月25日と表示されていますが、本日(24日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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 昨日は日経平均が急落(暴落?)したことを背景に、円買い戻しが大きく進行しました。

 「中HSBC製造業PMI(購買担当者景況指数)が好/不況の境目とされる50を7ヶ月ぶりに割り込んだことが原因」との声も聞こえてきますが、それだけで日経平均が1000円超も急落するというのは不自然です。このため昨日の動きは“中HSBC製造業PMIの低下”“一時1%超へと上昇した国内長期金利(その後は反落)”そして“調整なしで上昇してきたアベノミクスへの調整”が重なったと見るのが自然といえます。もっとも早すぎる日経平均の下落スピードはリスク回避姿勢を台頭させるには十分すぎる状況であり、3円近くの下落を見せたドル円は100円台へ、ユーロ円も2円超下落して129円台へと急落するなど、主要通貨に対して円は軒並み買い戻されました。

 もっとも日経平均が歴代11位の下落幅を記録した割には、欧・米の株式下落は限定されています。新規住宅販売件数など米経済指標が好内容となったことがNYダウの下値を支えた感もありますが、懸念された“深刻な株安連鎖”は回避されています。このため大きな下値メドと見られた100.54円水準(5/10日安値、5/8~5/22の61.8%押し)にドル円が到達することはなく、102円付近へ戻して昨日の取引を終えるなど、その後はジワリジワリと下値を切り上げる動きを見せています。
方向性が定まらない - 不安定な動き
こうした中で本日の注目ですが、まずは“昨日急落した日経平均の行方”ということになります。本稿執筆時(日本時間AM10時)にはすでに15000円台へと回復する堅調ぶりを見せており、ドル円も102円前半で推移していることから「昨日の波乱(大波乱?)は一先ず区切りが付いた」といえます。このため「初押し、買うべし」がどの程度進行(反発)するか?で円の方向性が決まるといっても過言ではないように思います。

 昨日の急落で、目立つドル売りオーダーは103円半ばから上、ドル買いオーダーは100円後半から下と、レンジがかなり広がった感は否めません。このためオーダー状況からは読みづらい状況といえます。このため前日と同様に「日・米の株式動向」「金融当局の姿勢」「長期金利動向」を中心にして方向性を探りつつ、「米・英3連休を控えたポジション調整」に警戒をしく必要があります。

 「日経平均大幅反発」の現状を鑑みると、“東京・欧州タイムは上値模索(反発)”、ただし“NYタイム中盤以降は反落に注意”というのがメインシナリオとなりそうですが…?
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:104.000(大台)
上値4:103.564(5/23高値)
上値3:103.037(5/22~23の76.2%戻し、大台)
上値2:102.619(5/22~23の61.8%戻し)
上値1:102.278(5/22~23の50%戻し)
前営業日終値:101.907
下値1:101.577(5/23安値から反発の38.2%押し)
下値2:101.292(5/23安値から反発の61.8%押し、5/14安値)
下値3:100.829(5/23安値、5/23安値から反発の100%押し)
下値4:100.538(5/10安値)
下値5:100.000(大台)
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