<乱高下、異次元相場の行方> 上田ハーロー・外貨保証金事業部長 山内俊哉氏

 前日の為替相場の乱高下は、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の「出口戦略」に絡む発言と中国景気減速懸念が重なり、日経平均株価の下落が主導する形でいったんポジションを閉じる動きが出たのだと思う。
 この日は、週末要因に加え週明けの27日は米国と英国が休場となることが利益確定を促し、再度の乱高下を呼んだ要因となったともみられる。
 基本的なファンダメンタルズに変化はなく、心理面さえ落ち着けば、再度、ドル高・円安の流れは戻るとみている。
 ただ、しばらくは100円前後~103円前後の値幅の広いレンジ相場が続く可能性がありそうだ。6月の米雇用統計の内容が注目されており、月初の米経済指標などで相場が左右される展開を予想している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)