来週の為替相場見通し=幅広いレンジ相場に

 来週の東京外国為替市場の円相場は、101~102円台を中心とした幅広いレンジ相場が続きそうだ。予想レンジは1ドル=100円50~103円00銭、1ユーロ=130円00~134円50銭。この週は、一時103円70銭台まで円安が進んだものの、その後、100円台後半まで円高が進む波乱展開となった。米国の量的緩和の早期縮小を探る「出口戦略」と中国の景気減速懸念が、相場の乱高下を呼んだが、「一本調子の円安・ドル高が利益確定売りを呼んだ」(市場関係者)ことが背景にはある。
 来週も依然、値の荒い展開が続くことが予想される。ただ、「大きな円安・ドル高のファンダメンタルズに変化はない」(アナリスト)だけに100円後半では円売りが強まるとみられる。来週も株式市場の動向などを横目にした相場展開が続きそうだ。28日の米3月ケース・シラー住宅価格指数、29日のブラジル1~3月期GDP、31日のインド1~3月期GDPの発表などが注目される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)