“臨機応変”に対応する柔軟さが重要に

株式市場が不安定な値動き- リスク回避姿勢で円買い
※ご注意:予想期間は5月28日と表示されていますが、本日(27日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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  株式市場が不安定な値動きを続けたこともあり、為替市場も先週末はリスク回避姿勢で揺れ動きました。

 102円半ばへと反発した東京タイム序盤のドル円でしたが、後場入り後に急落した日経平均の影響で再び101円付近へと急落しました。その後は日経平均がプラス圏まで反発して引けたことから、欧州株式堅調と共に欧州タイム序盤にかけて102円台へと戻しましたが、米・英3連休を控えるスケジュール感から積極的にポジションを構築するムードはなく、その後は再び下値を探っていきました。日経平均先物が800円超の下げ幅拡大を見せたNYタイム終盤には、前日安値(100.829円)を割り込んで100.668円まで売り込まれる場面も見られました。
“臨機応変”に対応する柔軟さが重要に
 こうした中で週明けを迎える本日は、米(メモリアルデー)・英(スプリングバンクホリデー)で両市場が休場となります。さらに主だった経済指標も予定されておらず、極端に流動性が低下すると見られます。このため株式・債券市場の動向に振り回される展開が、想定されるところです。

 極端に流動性が低下する際に見られる傾向は「全く動かないか?」あるいは「些細な要因で大きく変動するか?」のどちらかに傾斜しやすいとされています。何事もなければ膠着すると見られる状況ではあるものの、株式市場が不安定な値動きを続けている現況では、そうした展開は想定しづらいところです。先週末のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の日経平均先物が14300円台で引けていることを考えると、この水準を下回るかどうかにまずは注目が集まり、そして仮に割り込むようなことがあると「株安→円高」の連鎖が再燃する可能性には注意しておきたいところです。

 もっとも米・英3連休を控えた週末には、目先のポジション調整が峠を越した可能性も指摘されるところです。そうなると下方向への仕掛け的な動きが入ったとしても、先週末のようにパニックにならない可能性も想定しておかなければなりません。20日移動平均線(本日は100.75円)ならびに先週末安値(100.668円)がテクニカル的な下値のポイントと見る向きが多いことから考えると、「これを割り込むとストップロスを絡めながらさらに下値拡大(あわよくば100円割れを目指す!?)」、しかしながら「死守されると急反発」の両天秤となる可能性も指摘されるところです。

 いずれにしても本日は株式・債券市場の動向を見つつ、“臨機応変”に対応する柔軟さが求められる展開となりそうです。
ドル円 抵抗・支持ライン
USD/JPY
上値5:102.583(5/24高値)
上値4:102.197(日足・一目均衡転換線、5/22~5/24の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値3:102.000(大台)
上値2:101.836(5/22~5/24の38.2%戻し)
上値1:101.626(5/24の50%戻し)
前営業日終値:101.150
下値1:100.751(20日移動平均線)
下値2:100.668(5/24安値)
下値3:100.367(日足・一目均衡表基準線、ピボット1stサポート)
下値4:100.000(大台)
下値5:99.552 (ピボット2ndサポート)
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