東京株式(前引け)=急反落、追い証の売りなどで一時1万4000円台攻防に

 27日前引けの日経平均株価は前日比455円安の1万4157円と急反落。前場の東証1部の売買高概算は22億6642万株、売買代金は1兆7177億円。値上がり銘柄数は144、対して値下がり銘柄数は1529、変わらずは35銘柄だった。全体の9割の銘柄が値を下げている。
 きょう前場の東京株式市場はシカゴ先物安に引っ張られる形で朝方から売りがかさむ展開となった。前週末の米国株はNYダウが小反発したものの上値の重い展開となったほか、今日の米国市場は休場であることから買い手掛かり材料を欠いた。為替市場で1ドル=100円台に入るなど足もと進行する円高の動きが買い手控え感を増幅している。寄り後は信用取引の追い証などの発生で投げ売りが加速、一時日経平均は580円程度まで下げ幅を拡大し1万4000円台攻防となる局面があった。取引時間中の円高傾向を横にらみに株価指数先物への売りも下げ足を強める背景となった。
 個別ではトヨタ、ソニーが安く、三菱商、住友商など大手商社株も軟調。野村HDなど証券株も売られている。スクリーンが大幅安、ジェイテクト、KYBなども大きく値を下げている。第一生命、東京海上など生損保株も安い。半面、ニプロが急伸、ケネディクス、菱地所など不動産関連の一角に買いが入った。神戸鋼もしっかり。アシックスが高く、アイロムHDも値を飛ばした。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)