東京株式(大引け)=469円安、追い証発生などで下げ加速

 週明け27日の東京株式市場は為替が円高に振れたことなどを背景に買いが手控えられ急反落。先物主導でボラティリティの高い展開が続いている。大引けの日経平均株価は前週末比469円安の1万4142円と大幅反落となった。東証1部の売買高概算は39億7908万株、売買代金は3兆1390億円。値上がり銘柄数は141、値下がり銘柄数は1552、変わらずは21銘柄だった。全体の9割の銘柄が値を下げる全面安商状となった。
 きょうの東京市場は、シカゴ先物安に追随する形で朝方からリスクオフの流れが一気に強まる展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウは3日ぶりに小反発したものの上値の重い展開で買い手掛かりとはならず、一方で1ドル=101円台を割り込む円高が輸出主力株を中心に売りを誘発する展開となった。寄り後は信用取引の追い証発生で個人の投げ売りが加速、先物安による裁定解消売りも影響して、一時日経平均は580円安程度まで下げ幅を拡大し1万4000円台攻防となる局面もあった。その後途中下げ渋る場面もあったが、大引けにかけて売り直される展開を余儀なくされている。
 個別では、トヨタが急落で6000円台を割り込んだほか、ホンダも売られた。ソニー、シャープなども大幅安。ファーストリテが値を下げ、富士重も大きく下落した。NTN、日本ケミコン、スクリーンなども売りがかさんでいる。半面、ニプロが商いを伴い急伸、ケネディクスも買いが先行した。アイロムHDはストップ高、T&Gニーズ、フルキャストHD、新明和も大きく買われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)