<5月28日>予想変調相場引き継ぎ続落

信用の需給悪化が尾を引く
 27日の東京株式市場は、円高進行などを受けて売りが先行、信用取引の追い証発生に伴う個人の処分売りや、株価指数先物安の裁定解消売りも加速。日経平均終値は、前週末比469円安の1万4142円と今年2番目の大幅反落と変調相場が続いた。下値支持線とされてきた25日移動平均線(1万4333円=27日現在)を約2カ月ぶりに終値で下回った。

 あす(28日)の東京株式市場は、変調相場の地合いを引き継ぐかたちで日経平均株価は、続落の可能性が高い。1万4000円という心理的フシ目を巡る攻防は予想されるものの、今回の急落は、行き過ぎた株価上昇への過熱感が頂点に達して弾けたというセンチメント(市場心理)の変化が主な要因となっているだけに、企業業績などが下値メドの裏付けとなり難い面がある。また、下落幅の拡大に伴う、信用取引の需給悪化が尾を引くことになりそうだ。