東京株式(寄り付き)=手掛かり材料に乏しく続落でスタート

 28日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比199円安の1万3943円と続落。心理的フシ目の1万4000円大台を割り込んだ。前週23日に1143円の急落に見舞われてから全般相場はボラティリティの高い展開が続いている。昨年11月以降は、押し目らしい押し目を形成せずに一貫した上昇を続けてきただけに高値警戒感も意識され、売り急ぐ動きが下げを助長しているが、引き続き足もとは先物主導でリスクオフの流れが優勢となっている。前日の米国株市場は休場で手掛かり材料を欠く中、株価は為替の動向に左右されやすくなっているものの、直近は1ドル=101円近辺の推移で落ち着いており、全般相場への影響は限定的。前日、日経平均先物がイブニングセッションで1万3680円まで下落する局面があり、これに追随する形で売りが先行しているが、突っ込み警戒感からの押し目買いも想定される場面だ。業種別には33業種中、30業種程度が値下がりとなっており、下げで目立つのはその他製品、証券、精密機器、化学、紙パルプ、不動産など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)