日経平均株価に注意しつつ、“買い戻し”に期待

英米市場が休場-手掛かり難から動意に乏しい展開
※ご注意:予想期間は5月29日と表示されていますが、本日(28日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
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  1週間の中でもっとも流動性の乏しい週明けオセアニアタイムで1円超の円売り戻しが見られたもの、米(メモリアルデー)・英(スプリングバンクホリデー)と休場が重なったこともあり、昨日は手掛かり難から動意に乏しい展開を続けました。

 注目の日経平均は再び450円超の下落に転じましたが、その他の株式市場を巻き込むような動きには発展せず、一時的に100円後半へと円高が進行したものの、20日移動平均線(昨日は100.75円付近)に支えられて大きな円買い圧力には繋がりませんでした。

 一方でユーロも主戦場である英国が休場であったため、終始、盛り上がりに欠いた動きを続けました。ただしイタリアやスペインの長期金利が低下(国債価格は上昇)したこともあり、直近安値となる130円ライン手前では下支えされました。

日経平均株価に注意しつつ、“買い戻し”に期待
 こうして実質的な週明けを迎える形の本日ですが、“不安定な値動きを続ける日経平均”と、そこから波及する?“欧米市場への株安連鎖の有無”がポイントと見られるところです。特に前者は14000円割れが意識される中で、大証の夜間取引では実際に割り込んで引けており、割り込むことがほぼ確実視されています。このため本格的な調整局面入りへの思惑が台頭してもおかしくありません。

 ただし日経平均と円との関連性は、やや薄れている感は否めません。また昨日の下値を支えた20日移動平均線は、すでに100.93円付近へと切り上げてきています。このため仮に割り込でもすぐ下には23-27日安値(100.83-67円)が控えており、さらに月足・一目均衡表先行スパンの雲上限も100.45円付近に展開しています。2007年8月に雲に潜り込んで以降は達成できていない「終値ベースでの雲上抜け」への期待感から、下値ではドルを買い支えるケースも想定しておかなければなりません。

 “不安定な値動きを続ける日経平均”には引き続き警戒しつつ、為替市場においては先週末の“売り込まれた動き”を調整する“買い戻し”に期待したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
USD/JPY
上値5:102.583(5/24高値)
上値4:102.197(日足・一目均衡転換線、5/22~5/24の50%戻し)
上値3:102.000(大台)
上値2:101.547(ピボット2ndレジスタンス)
上値1:101.296(5/27高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:100.940
下値1:100.742(5/27安値)
下値2:100.689(ピボット1stサポート)
下値3:100.367(日足・一目均衡表基準線、ピボット2ndサポート)
下値4:100.135(ピボットローブレイクアウト)
下値5:100.000(大台)
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