東京株式(前引け)=急速な円安を足場に朝安から切り返す 

 28日前引けの日経平均株価は前日比80円高の1万4223円と反発。前場の東証1部の売買高概算は22億4171万株、売買代金は1兆6487億円。値上がり銘柄数は676、対して値下がり銘柄数は890、変わらずは142銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が休場で買い手掛かり材料に乏しい中、売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は1万4000円台を割り込んでスタートした。前週23日に日経平均が1143円の急落に見舞われてから全般相場は上下に変動の大きい展開が続いているが、きょうも寄り後は前日終値を挟んで強弱観が対立し、プラス圏とマイナス圏を往来する動きの激しい展開となった。ただ、為替がザラ場中に急速に円安傾向を強めたことで自動車など輸出株が買われ投資家心理が改善、全体相場も前引けにかけて買いが優勢となっている。
 個別ではトヨタ、ホンダ、富士重などが買われた。アイロムHDが続急騰、日樹工も大幅高。太陽誘電が高く、東芝機など工作機械株も軒並み上昇した。ファストリテ、NTTも高い。半面、東電が大幅安。ニプロが反落、住友不、ケネディクスなど不動産関連も安い。SBIも軟調。乃村工、フジHDなども大きく値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)