午後:債券サマリー 先物は大幅安、20年債入札は低調な結果に

 28日の債券市場では、先物中心限月6月限は大幅安。この日実施された20年債の入札が低調だったとの見方から債券市場には売り物が膨らんだ。
  20年債(第143回債、クーポン1.6%)の入札の最低落札価格は98円60銭(利回り1.694%)、平均落札価格は98円81銭(同 1.680%)だった。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は21銭で応札倍率は2.53倍だった。前回はテールが同じ21銭に対し倍率は3.68倍であり倍率は低下。最低落札価格も低く、入札は低調だったとの見方が広がった。この入札結果を受け、現物債も売り先行となり、10年債の利回りは0.9%台に乗せたほか、20年債、30年債利回りも上昇した。
 この日の先物6月限は142円46銭で始まり、高値は142円51銭、安値は141円70銭、終値は前日比59銭安の141円84銭。出来高は3兆1030億円。10年債の利回りは同0.070%上昇の0.905%、20年債は同0.035%上昇の1.700%、30年債は同0.020%上昇の1.835%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)