午後:債券サマリー 先物は大幅続落、10年債利回りも上昇

 29日の債券市場では、先物中心限月6月限は大幅続落。米国長期金利の上昇が懸念されたほか、国債買いオペの内容も振るわなかったことから売りが先行した。
 後場の先物は141円99銭でスタートし一時、144円21銭に下落した。前場は株式市場の下落などに反応して買い物が入ったが、後場に入るとこの日実施された国債買いオペは「残存10年超」分などの需要は伸び悩んだとの見方が強まり売り物が膨らんだ。また28日の米国で10年債利回りが2.17%に上昇したことも、海外の金利上昇への連動懸念が台頭し、債券市場への売り要因となった。現物債市場も10年債利回りが0.935%に上昇するなど軟調だった。
 この日の先物6月限は141円30銭で始まり、高値は142円02銭、安値は141円10銭、終値は前日比26銭安の141円58銭。出来高は4兆911億円。10年債の利回りは前日比0.030%上昇の0.935%、 20年債は同変わらずの1.690%、30年債は同0.005%低下の1.830%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)