日経平均に振られる展開だが、ドル高基調に変化なし

ここまでの相場展開:株価睨みで欧州序盤には101.50円台まで下落
東京市場のドル/円は102.50円台まで上昇するも日経平均の失速につれて軟化するなど、乱高下が続く株価を睨んでやや上値の重い展開となった。時間外の米長期金利の上昇にサポートされて102.00円台では一定の底堅さも見られたが、欧州市場序盤には夜間取引における日経平均先物の下落をきっかけに円買いへと傾斜、102円ちょうどを割り込み101.50円台まで下げ足を速めた。
ここからの展開:ドル高基調に変化なくドル/円をサポート
もっとも、米国株は昨日、NYダウが一時15500ドル台を回復して22日に付けた史上最高値に迫るなど、堅調地合が続いている。
また、米10年債利回りも本日の東京市場で昨年4月以来の水準となる2.20%台に上昇しており、米国景気の回復とそれに伴う量的緩和の早期縮小観測によるドル高基調に変化は見られない。こうしたドル高は、先物も含めた日経平均の不安定な値動きに由来する円高圧力を相殺するため、ドル/円の下値は限られよう。
これからの注目点:米5年債入札とボストン連銀総裁講演
本日は、米財務省が実施する5年債入札の結果を受けた米長期金利の動向や、ハト派で知られるローゼングレン米ボストン連銀総裁(FOMC投票権あり)の講演(ともに26:00)に注目しておきたい。