あす(30日)の株式相場見通し=円高基調で日経平均は反落、長期金利上昇に警戒感

 あす(30日)の東京株式相場は、外国為替市場での円高・ドル安推移を嫌気して、日経平均株価は反落する可能性が高い。29日の市場では、大引け間際に急速に円高・ドル安が進行。これに連動して日経平均株価はラスト10分間で約150円の急落となった。その後も円高・ドル安は加速し、1ドル=101円台半ばへの上昇をみせている。
 日本の長期金利にも上昇の圧力が掛かっている。新発10年物国債の328回債の利回りは29日、一時0.96%台と、1%ちょうどをつけた23日以来の水準までの上昇をみせた。この金利上昇にともなって円高が進行し、これが株価下落を加速させている。
 市場関係者からは「日経平均株価は29日で、これまで下値支持線とされてきた25日移動平均線(1万4417円=29日)を3日連続終値で下回ったことで、上値の重さを意識せざるを得ない」との見方も出ていた。
 日程面では、規制改革会議、5~6月の工作機械受注短観、ESRI国際コンファレンス(~31日)に注目。海外では、WTO非公式閣僚級会合(パリ)、米4月の中古住宅販売仮契約、米1~3月のGDP(改定値)、イタリア国債入札が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)