<動意株・30日>(大引け)=サカイ引越、神栄、東洋BENGなど

 サカイ引越センター<9039.OS>=続伸。引っ越し専業の大手で、近畿地盤に全国展開していることから、都市部での再開発による企業の移転需要や住宅販売増と連動する形での個人の引越し需要の拡大が期待される。今3月期は連結営業利益で49億8700万円(前期比2.2%増)と増益見通しにあり、業績も堅調だ。

 神栄<3004.T>=突発人気で一時ストップ高。同社株は材料株として独特の足の速さを持っているが、今回は新型コロナウイルス「MERS」の感染拡大が株価を刺激した格好。以前に「PM2.5」が相場テーマとなった際に、「子会社でPM2.5を簡単に連続測定できるセンサーを開発しており、重松製作所などのマスク関連と歩調を合わせて大幅人気化した経緯がある」(中堅証券)ことから、今回マスク関連株が買われる中で連想買いを集めたもようだ。ただ、「個人投資家の提灯買いが大半で資金の逃げ足は速そうだ」(同)との見方。

 東洋ビジネスエンジニアリング<4828.T>=後場急伸しストップ高。前引け後に、6月30日時点の株主に対する1対3株の株式分割(効力発生日7月1日)を発表したことを好感。また同時に14年3月期の年間配当についても従来予想の40円から実質増額となる14円にするとしており、これらを好感した買いが入っている。

 協栄産業<6973.T>=しっかり。三菱系で半導体などを扱う電子部品商社。業績は前期急回復に続き14年3月期も経常利益8億6000万円と前期比5割強の増益を見込むなど好調だ。PBRはわずかに0.5倍台と割安さが際立っている。「元来流動性に乏しかったが、ここにきて需給思惑から注目筋が増えている」(市場関係者)もようで、足もとの売買高の増勢に反映されている。

 群栄化学工業<4229.T>=大幅続伸。引き続き「産官学の連携による次世代3次元(3D)プリンターの開発計画が動き出す」との報道を材料視した買いが入っている。同社はこのプロジェクトに鋳型の材料開発で参加するもよう。また、この日は相場全体が軟調に推移する中、短期値幅取り狙いの買いが集中していることも株価押し上げに一役買っている。

 イメージ ワン<2667.OS>=ストップ高。29日受付の大量保有報告書で米ファンドのルネッサンス・テクノロジーズ・エルエルシーが同社株の5.01%を取得したことが判明しており、需給思惑が働いているようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)