東京株式(大引け)=737円安、先物主導で大幅反落

 30日の東京株式市場は3日ぶりにリスクオフの流れが鮮明となり、大幅安で寄り付いた後、下げ幅を次第に広げる展開で大引けはほぼ安値圏で着地。今年2番目の下げ幅を記録した。
 大引けの日経平均株価は前日比737円安の1万3589円と急反落。東証1部の売買高概算は44億7963万株、売買代金は3兆3708億円。値上がり銘柄数は62、値下がり銘柄数は1640、変わらずは14だった。売買代金は17日連続で3兆円以上を維持したが、全体の95%強の銘柄が値を下げる全面安展開となった。
 きょうの東京市場は前日の欧米株市場が軟調だったことや、為替市場で1ドル=101円を大きく割り込む円高が重しとなった。全体出来高は依然厚みをキープしているものの、主力株をはじめ押し目を買う動きには手控えムードが広がっている。その理由はインデックス売買が全体指数を振り回していることで、前日も大引け間際に先物主導の大口売りで値を消したが、きょうも実態と離れた一方通行の下げに反映された。ボラティリティの高い展開にマーケットの警戒感が強まっている。
 個別では、売買代金上位の主力株の下げがきつく、東電が大幅安、トヨタ、ホンダなども大きく値を下げた。三井住友など大手銀行も軟調、野村も商いを伴い安い。ファーストリテが急落、ケネディクスも大幅に売り込まれた。一方、個別材料株の一角が買われており、神栄が急伸、群栄化も大幅高。丸栄も買いを集めている。このほか横河電、日機装などが物色された。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)