100円の壁を意識した底堅い動きに

ここまでの相場展開:株価睨みの乱高下
東京市場のドル/円は、日本株の安寄りとともに100.60円まで下落、その後株価の持ち直しにつれて1円近く切り返すも、引けにかけて株価が下げ幅を拡大すると、15時30過ぎには100.47円まで下落するという株価睨みの荒っぽい値動きとなった。
ここからの相場展開:100円台前半はサポートに
ドル/円は、きっかけさえあれば100.00円を割り込みかねない水準に達しているが、100円台の前半は実需筋の大口ドル買い注文が並んでいるとの観測もある。本日発表される米第1四半期GDP・改定値や新規失業保険申請件数(いずれも21:30)などが大幅に下ブレしない限り、米国景気の回復期待とそれに伴う量的緩和の早期縮小観測によるドル先高感も100円割れの抵抗要因になるだろう。新規失業保険申請件数については、好内容であれば来週の5月雇用統計への期待感を高める事になり、ドル高に振れる事も考えられる。
ここからの注意点:万一の100円割れに備えたリスク管理を
もっとも、ドル/円は節目の100.00円をひとたび割り込めば短期筋のストップロスを誘発して下げ幅を拡大する可能性が高い。取引に当たっては慎重なリスク管理姿勢が求められる局面であろう。