日経平均大幅反落でもドル円底堅い

100円割れは要注意
今日の東京市場で日経平均株価は737円の大幅安となりました。

このところの為替市場では、株式市場の下落が円買いにつながりやすくなっています。最近の相関関係を見ると、今日の日経平均の引け約13600円では、ドル円は100円割れになってもおかしくない水準でした。しかし今のところドル円は100円台半ばを維持しています。

ドル円相場は、今年4月8日に99円台に乗せ、100円越えは時間の問題と見られていました。しかし実際に100円台に乗せたのは5月9日と、約1か月間1ドル=100円の壁に阻まれていました。

1ドル=100円は、心理的に非常に大きな壁であったとともに、オプション由来の売り買いのオーダーが周辺に大量にあったことでなかなか突破できなかったと考えられますが、このようになかなか抜けなかった水準というのは、一旦突破すると、今度はなかなか割り込まない水準になる、と予想できます。

今日の下げでドル円相場は、4月4kあと5月2日の安値を結んだサポート・ラインを割り込んでしまっていますが、100円手前には日足一目均衡表の基準線(100.35あたり)もあり、上に書いたような理由も合わせ買いがありそうです。

しかしながら、100円を割り込んで下がっていけば、逆にストップ・ロスの売りが集中していることも予想されますので、もし100円を割り込むようなら、一度100円手前で買ったポジションを損切るべきと考えられます。