あす(31日)の為替相場見通し=株価次第で100円の攻防も

 あすの東京外国為替市場の円相場は、100円ラインの攻防も視野に入れた展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=100円20~101円60銭、1ユーロ=129円00~131円80銭。この日は、日経平均の急落を受け一時100円45銭までの大幅な円高が進んだ。市場関係者からは、「日経平均が下落に転じるとリスクオフ姿勢が強まり円高が進む」との見方が出ている。株式市場は、先物に先導される格好の値の荒い展開となっており、状況次第では一段の株価下落から円高の進行もあり得る。
 ただ、米国経済は底堅いことから、100円割れがあっても一時的とみる声が少なくない。米国市場の動向が日本株と円相場に強くリンクしているだけに、この日発表される新規失業保険申請件数や4月中古住宅販売保留指数などの米国経済指標の内容は相場に大きく影響しそうだ。また、あすは日本の鉱工業生産などのほかインド1~3月期GDPの発表も予定されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)