あす(31日)の株式相場見通し=週末と月末重なり売り先行、鉱工業生産指数に注目

 あす(31日)の東京株式市場は、外国為替市場で引き続き円高・ドル安進行への懸念がくすぶり続ける上に、週末と月末が重なることでのポジション調整の売りも出やすい地合いにあることから、売り優勢が見込まれ日経平均株価は続落の可能性が高い。
 30日の東京株式市場は、寄り付きから売り優勢となり、後場に入って下落幅を広げる一段安の展開。日経平均株価終値は、前日比737円安の1万3589円と、今年2番目の下落幅となった。終値としては、4月23日以来5週間ぶりの安値水準となった。
 市場関係者は「海外ヘッジファンドなどによる仕掛け的な売りが増幅されて、株価が急落している面が多く、企業業績などファンダメンタルズの悪化を材料にした下落ではないことには留意したい。需給の整理が反転への第一条件となる」としていた。
 日程面では、4月の鉱工業生産指数速報、4月の消費者物価指数、4月の有効求人倍率・完全失業率、4月の新設住宅着工戸数などに注目。海外では、アジア安全保障会議(シンガポール・~6月2日)、米4月の個人消費支出、ユーロ圏4月の失業率、インド1~3月のGDP、OPEC総会(ウィーン)などが焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)