川重が反発、稲わらから低コストなバイオエタノールを製造する技術を確立

 川崎重工業<7012.T>が反発。30日付で、農林水産省の「ソフトセルロース利活用プロジェクト」において取り組んできた、稲わらを原料とするバイオエタノール製造実証試験を完了し、非食用バイオマスである稲わらから低コストなバイオエタノールを製造する技術を確立したことを発表した。今回の実証試験では、稲わらの糖化工程において新技術である「熱水式バイオエタノール製造技術」を採用、従来の技術では、糖化工程に硫酸や酵素を使用する必要があり高コストとなる問題があったが、今回の技術は熱水のみで糖化処理を行うことができるため、環境性・経済性に優れているのが特徴。世界的な食糧不足が懸念される現在、稲わらなどの非食用バイオマスからバイオエタノールを製造する技術の確立が喫緊の課題となっていただけに、同社の技術への期待が高まっている。

川崎重工の株価は9時16分現在366円(△5円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)