JTが反発、MEK阻害剤としての世界初承認を好感

 JT<2914.T>が反発。30日大引け後に前臨床試験段階で、2006年4月に英国グラクソ・スミスクライン社(GSK社)へ全世界における独占的開発・商業化権を導出しているMEK阻害剤(一般名・trametinib)に関して、GSK社が、2012年8月にBRAF V600EまたはV600K 遺伝子変異陽性の切除不能または転移性メラノーマを適応症として新薬承認申請を行ったtrametinibを有効成分とする経口剤(米国での販売名Mekinist)について、米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したことを発表したことが好感されている。
 MEK阻害剤はJTと京都府立医科大学の酒井敏行教授が共同で見出した、細胞増殖シグナル伝達経路に存在するリン酸化酵素MEKの働きを阻害(細胞増殖シグナル伝達を遮断)することにより、細胞増殖を抑制する薬剤。MEK阻害剤としては世界で初めて承認を取得した医薬品となることから期待が高まっている。

JTの株価は9時33分現在3525円(△65円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)