東京株式(前引け)=主力中心に買い戻し優勢で急反発

 31日前引けの日経平均株価は前日比219円高の1万3808円と反発。前場の東証1部の売買高概算は17億7323万株、売買代金は1兆3403億円。値上がり銘柄数は1223、対して値下がり銘柄数は384、変わらずは101銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が底堅さを発揮したことや、為替市場で1ドル=101円近辺で落ち着いた動きとなっていることから買い安心感が台頭、前日に日経平均は先物主導で737円安と今年2番目となる下げ幅をみせていたこともあり、先物主導で広範囲に買い戻しが優勢となった。また、きょう経済産業省が発表した4月の鉱工業生産指数が91.9と前月に比べ1.7%上昇し、市場コンセンサスを大きく上回る伸びで5カ月連続のプラスだったことも景況感の改善を裏付けるものとして買い意欲を助長した。ただ、きょうは週末でなおかつ月末ということもあって、上値には手仕舞い売りも観測され、前引けにかけてはやや伸び悩んだ。
 個別ではソニー、三井住友が堅調、ケネディクス、菱地所など不動産関連も高い。ファーストリテも買いが先行。丸栄が商いを伴い続急伸。東京製綱、有沢製なども買われた。半面、トヨタ、富士重が軟調、キヤノンも冴えない。神栄、アイロムHDなどが大幅安。ワコムも値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)