<話題の焦点>=スマートハウス関連、前倒し需要が追い風

 大手ハウスメーカーは、スマートハウスに相次いで参入している。14年4月の消費増税に向けた住宅の前倒し需要も本格化しており、スマートシティの形成に拍車が掛かりそうだ。スマートハウスは、太陽光発電システムや、住宅のエネルギーの監視とコントロールを行うHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメントシステム)、定置型リチウムイオン電池などを搭載した住宅のこと。

 大和ハウス工業<1925.T>は、大阪府堺市の「晴美台エコモデルタウン」で65戸の一戸建て住宅すべてに、太陽光発電システムとHEMS、家庭用リチウムイオン蓄電池を導入し、ネット・ゼロ・エネルギー・タウン(住宅の年間光熱費を差し引きゼロにする)の実現を目指す。また、分譲マンション「(仮称)北千里プロジェクト」に設置するMEMS(マンション・エネルギー・マネジメント・システム)が、経済産業省の「スマートマンション導入加速化推進事業」に認定された。

 積水ハウス<1928.T>は、被災地の復興に寄与する取り組みとして、街の省エネ・創エネ仕様と防災機能を高めたスマートタウン「スマートコモンステージ美田園」(宮城県名取市)の販売を開始している。パナホーム<1924.T>ではパナソニック<6752.T>が神奈川県藤沢市の工場跡地に1000戸規模のスマートシティを14年にも開発する計画を推進している。ミサワホーム<1722.T>では、新潟県初のスマートタウン「リンクタウン西野中野山」の実証住宅10棟が完成した。

◆主なスマートハウス関連銘柄

銘柄(コード)   今期営業増益率  PER   株価

ミサワホーム<1722.T> 14.2   7.6  2176
パナホーム<1924.T>  17.2  15.6   698
ハウス<1925.T>     9.4  15.2  1925
積ハウス<1928.T>   27.6  14.8  1390

※株価は29日終値、単位:%、倍、円

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)