GPIF運用弾力化報道で円売り強まるも続かず

FX取引に新な規制導入
昨日の海外時間には、日本の公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、運用手法を弾力化する方向にある、報じられたことなどから日経平均先物が上昇して円売りが強まりました。しかし米経済指標が弱かったことや、FX取引に新な規制が導入されるとの報道で円が買い戻されました。

欧州時間序盤、NYダウ先物が下落幅を拡大したことからリスク回避の動きが強まって、ユーロドルは1.2950付近までユーロ円は130.20円付近まで、ドル円も100.40円台まで下落しました。しかし寄り付きに下落した欧州株が買い戻され、NYダウ先物も反発したことからユーロドルは1.3000台まで、ユーロ円は131.10円付近まで、ドル円も100.90円台まで上昇しました。さらに「公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、運用手法を弾力化する方向にある」と報じられたことから、株価が上昇してもかららずしも株を売らないのでは、ともの思惑が強まって日経平均先物が急騰、円売りの動きが強まってドル円は101.80円付近まで、ユーロ円は131.90円台まで上昇しました。この間ユーロドルは、全般的にドル買いが強まったことから1.2940台まで下落しました。

NY時間にはいって、発表された米・第1四半期GDPが速報値から下方修正されたこと、新規失業保険申請件数が予想よりも多かったことなどから、日経平均先物、NYダウ先物が利食い売りに押される展開となって反落すると、全般的にドル売りが強まって、ドル円は100.80円付近まで下落し、ユーロドルは1.3060台まで上昇しました。

NY時間午後に、日経新聞が「FX取引、売買価格公正に 超短期取引も制限」などと報じたことからやや円買いが強まる中、引けにかけてNYダウが上げ幅を縮める展開となったこともあってドル円は100.50円台まで下げ幅を拡大しました。

今日の海外時間には、ユーロ圏・5月消費者物価指数、ユーロ圏・4月失業率、米・4月個人所得/個人支出、米・4月PCEコア・デフレータ、加・第1四半期GDP、米・5月シカゴ購買部協会景気指数、米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表と、ピアナルト・米クリーブランド連銀総裁の講演があります。