東京株式(大引け)=185円高、先物主導で買い戻し

 31日の東京株式市場は米国株市場が底堅く推移したことや、前日に先物主導で急落していた反動もあって買い戻しが優勢となった。ただ、上値も重く週末の手仕舞い売りに後場はやや伸び悩む展開となった。
 大引けの日経平均株価は前日比185円高の1万3774円と反発した。東証1部の売買高概算は41億5455万株、売買代金は3兆2441億円。値上がり銘柄数は1093、値下がり銘柄数は537、変わらずは87だった。なお、5月の日経平均月足は十字足に近い形ながら10カ月ぶりの陰線となっている。
 きょうの東京市場は前日の米国株市場でNYダウが21ドル高と底堅さを発揮したほか、為替市場では1ドル=101円近辺でもみ合い、一段の円高に振れなかったことなどが主力株を中心に支援材料となった。前日の日経平均は今年2番目となる下げを記録したが、先物の売り仕掛けによる要素も強く、きょうはその反動で買いが先行した。ただ、週末ということもあって後場は伸び悩んだ。一方、きょうは月末でもあり、ドレッシング買いが株高に貢献したとの見方もある。
 個別では、ソニーが高く、ファナック、ファーストリテなども大幅高。三井住友など大手銀行もしっかり。ケネディクスも高い。丸栄が大商いでストップ高となったほか、群栄化も物色人気に沸いた。極洋も値を飛ばした。東京製綱、有沢製なども値を上げている。半面、富士重が軟調、キヤノンも冴えない。神栄、アイロムHDなどが大きく値を下げたほか、SUMCOも安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)