午後:債券サマリー 先物は続伸、円高基調も好感

 31日の債券市場では、先物中心限月6月限は続伸。月末でやや手控え気分が出たが、午後に入り為替が1ドル100円台後半の円高方向に振れると債券市場にも買い物が流入した。
 後場の先物は142円23銭でスタートし一時、142円40銭の高値をつけた。為替は午前中には101円20銭台への円安が進んだが、午後に入り一時100円70銭台まで円は上昇。円高基調の強さが認識され債券には買いが集まった。日銀が30日に、長期国債の買い入れ手法を見直し、これまでの「月8回程度」を「月8~10回程度」に増やし、金額面も含め弾力的に運用する方針を示したことも市場からは好感された。
  この日の先物6月限は142円18銭で始まり、高値は142円40銭、安値は142円09銭、終値は前日比16銭高の142円32銭。出来高は2兆4174億円。10年債の利回りは前日比0.030%低下の0.860%、 20年債は同0.050%低下の1.625%、30年債は同0.055%低下の1.750%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)