来週の為替相場見通し=米5月雇用統計に関心

 来週の東京外国為替市場の円相場は、7日発表の米5月雇用統計に関心が集まりそうだ。予想レンジは1ドル=99円00~103円00銭、1ユーロ=128円50~132円50銭。今週は日経平均株価の動向に視線が集まり、週末31日には100円台前半まで円高が進んだ。日経平均株価は、先物主導での不安定な値動きを続けており、株価上昇には米国経済の回復という外部要因のプラス材料が求められる状況にある。
 こうしたなか、来週は3日に米・5月ISM製造業景況感指数、5日に米・5月ADP雇用統計、米・4月製造業受注などの重要な経済指標の発表がある。各指標の内容が良好だった場合、量的緩和の縮小に向けた「出口戦略」への観測も高まりドル高・円安に物色の流れが戻ることが期待される。また、4日には豪州準備銀行理事会、6日に欧州中央銀行(ECB)理事会が開催される。ともに利下げへの思惑が出ており、その内容も注目されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)