<前場の注目銘柄>=有沢製、今3月期業績回復が加速

 有沢製作所<5208.T>に上値期待が膨らんでいる。プリント基板向け電子材料を手掛けるが、産業用構造材などへの展開に厚みを加えており、その効果もあって前3月期連結経常損益は12億3300万円と前の期の4億4700万円の赤字から脱却、配当も3円増配の8円とするなど株主還元姿勢も強めている。

 今期経常利益は前期比13.5%増の14億円が見込まれるなど業績回復が続く。航空機向け内装材が増勢。世界的な航空機需要の伸びや円安による採算改善が同社の収益にも寄与しそうだ。日本の中小型株に興味を示す世界最大の資産運用会社ブラックロックの日本法人が直近、同社の5%超の大株主に浮上、これも上値思惑を呼ぶ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)