野村HD、大和証Gなど証券株の下げきつい、中長期波動でも正念場に

 野村ホールディングス<8604.T>が前週末比62円安の727円まで売り込まれたほか、大和証券グループ本社<8601.T>も76円安の782円と800円台を割り込むなど証券株の下げがきつくなっている。11時10分現在、業種別騰落率で証券セクターは6%を超える下落率で際立った軟調ぶりをみせている。日銀の「異次元緩和」による効果が証券市場にリスクマネーを誘導、株式売買手数料や投資信託需要拡大が現実のものとなり、これに歩調を合わせるように証券株も半年間にわたって大きく株価を上昇させてきた。しかし、ここにきての変調相場で利食い売りの動きが急速に広がり、テクニカル面でも25日移動平均線を一気に下抜けるなど調整色が強まっている。両銘柄とも13週移動平均線近辺まで株価を調整しており、ここで下げ止まれるかどうかが中長期波動でみても正念場といえる局面にさしかかっている。

野村HDの株価は11時30分現在737円(▼52円)
大和証Gの株価は11時30分現在792円(▼66円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)