<市場の話題> 極洋が続急騰、仕手化の記憶蘇る

 極洋<1301.T>が続急騰、往年の仕手性発揮で短期筋の追随買いを誘っている。株価は一時、48円高の323円まで買い進まれた。全体相場は、主力株が軒並み売られる展開で地合いが急速に悪化している。「個人の信用評価損が一気に拡大しており、一部の大口個人もまったく動けなくなった」(中堅証券営業体)という状況下、まだ余力のある向きは短期のリカバリーを狙ってバイオ関連や東証1部の数少ない材料株に物色資金を集中させている。東証1部では丸栄<8245.T>、群栄化学<4229.T>にわずかに遅れる形で極洋に大口買いが流入し、「この3銘柄が同系資金の銘柄という市場の認識が固まっている」(同)とされる。同社株は流動性に富んでおり、かつて1990年代に投資集団による買いで仕手化した経緯があることで、今回の突発人気にもその時の思惑が底流にあるようだ。

極洋の株価は14時15分現在297円(△22円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)